エアコンは嫌いです

都内某大学に通う文系大学生のメモ。

出没!アド街ック天国

名所を紹介しつつ、隠れた魅力も発掘するこの番組。高校3年、大学に合格し東京行きが決まった頃に見始めた。東京で暮らす日々を彩りのあるものにしたい、と思い、東京を中心に様々な地の魅力を紹介しているこれを見ておけば、きっとそうできると思ったからだ。

再放送も含め毎週録画し、食い入るように見つめた東京の街。その中にひとりで飛び込んだものの、実際に行ってみたところはほとんどない。授業、サークル(もう辞めたが)、アルバイト、あとは睡眠。外出することの方が少ない。

アド街の好きな点について。

まず、何に基づいてつけられているのかよく分からない順位がつけてあるところ。編集側の好みが取り入れられているのを感じられる。番組の裏側で奮闘する人々の、人らしさ。グッとくる。

つぎに、紹介されているスポットのローカル感。味のある居酒屋、純喫茶、時代を感じる街並み。そこで生活する者の息遣い。鶯谷編、昔ながらの居酒屋で飲んでいたおじさんが「鶯谷は山手線で一番ダサい駅と言われている。確かにダサい。でもそのダサさがいいんだ。自分たちにマッチするから」と話していた。街への愛が感じられる。

加えて、観光名所もしっかり紹介するところ。その地に行ったことがない者にとってはありがたい。知っておくべき定番スポットと言われる場所を、見ているこちらは知らないこともある。なんだかんだ、定番は落ち着くものだ。

その街の歴史や、ランキングには入らないおいしいものなども、「なるほど」と興味を増幅させてくれる。音楽に合わせて様々な女性が出てくるあのシーンは、時々めちゃくちゃにかわいい子やオシャレな子が出てくるとテンションが上がるため、毎回じっと見入ってしまう。そんなことは本当に時々なのだが。

旅行やお出かけの行き先が決まったら、ぜひその地を特集したアド街を見てみるとよい。楽しみに思う気持ちが一層高まることかと思う。

ここまでアド街賛美を続けたが、わたしはテレ東の回し者でもないし、知り合いがアド街に関わっているということもない。1人の視聴者として、感想を述べたまでだ。

半年記念のデートは鎌倉。先日ちょうど鎌倉特集が放送されたので、すこし見てみることにしよう。