エアコンは嫌いです

都内某大学に通う文系大学生のメモ。

アダルトビデオ

スマホで数多くのAVが見られるようになった。無修正ものも、マニアックなものも。素人ものや人妻ものなど人気系統は数え切れないほどだ。

このようなご時世、アダルトビデオが売れないのは必然的だろう。取り締まろうとしても取り締まりきれないところまできている。

無料の短い動画を見て、この女優いいな、とDVD版を買う人もいるかもしれない。しかしそんな人は少ないだろう。なんたって無料で見られるのだから。

わたしはAVが好きでよく見る。もっぱらスマホで検索して、だが。特に好きなのは野外露出や痴漢、人前で〇〇など羞恥ものだ。実際に見たことがない現場、また、自分ができるわけもないシーンに心躍らせるのだ。特に自分が異常性癖だとは思っていない。

人気系統は一通り見てきた。人妻ものより素人ものの方がまだ良い。概して言えることだが、人妻や素人などと謳っておいて女優は完全に乗り気だし、ここで抵抗するだろ普通っていう場面でなぜか自分から股を開くなど、どう考えても設定と乖離した行動が多い。これには興ざめだ。

また、男優の顔が一切映らないのも、女性視聴者としてはもったいないと感じる。恋人以外の男性が快感を感じている動きや顔に興味がないわけではない。

一番物申したいのは、痴漢ものだ。女優が抵抗という抵抗をほぼしないうえに、周りはみんな知らんぷりしている。もっとリアルにしてほしい。例えば、周りがざわついたり携帯で動画を撮り始めたり、女優が必死の抵抗を見せたり、数人の知らんぷり組だった付近の男性たちがおそるおそる女優の身体に手を伸ばしついには参加してしまったり。やりようはいくらでもある。

AVなんてファンタジーだ、とはよく言われているが、視聴者はリアリティを求めているのではないか。少なくともわたしはそうだ。

加えて先日、AV女優へのインタビューの中で、ある女優が台本を見た際に「こんなの絶対気持ちよくないじゃん、と思ってイラっとした」と言っていた。それはちょっと違うのではないか。男性向けAVであるということは、男性の性的欲求を高めるために出演するということであって、気持ち良い気持ち良くないは女性向けAVに出演する際に言うことだろう。大抵の男性はAVによって知識を得てそれを実際のセックスで使おうとする傾向があるからこのような発言をしたのかもしれないが、だったら「セックスの勉強は女性向けAVでしなさい!」と声を大にして言うべきだ。

今の性産業へのご意見は多々ある。自分がこの産業に関わってこれらの意見をバシバシと言っていけるような立場になりたい、なってみたいと近頃思うようになってきた。