エアコンは嫌いです

都内某大学に通う文系大学生のメモ。

再履修の英語

わたしにとって、授業に出席するのは少し困難だ。努力を要する。出ても出なくてもきみの自由ですよ、という大学の方針は、わたしを堕落に向かわせる。

一人暮らしを始めてから、誰もわたしに早く寝ろと言わなくなった。だから寝たいときに寝る。夜型生活になる。目覚ましをかけても起きられない。寝つきも寝起きも悪い。朝どころか昼も元気が出ない。

今日は元気でないし、まあいっか、と何も考えず切りまくって、必修を落としてしまった。必修を落とすと、何年生になっても単位をとれるまでその年の一年生という一緒に授業を受けなければならない。

一年生と授業だなんて、二年以上からしたら地獄だ。大学生活に希望を持ってきらきらした一年生は、大学生活に対して持っていた希望をほぼ全部失ってなあなあに生きている二年からしたら、眩しくて仕方がない。うらやましい、と感じる自分を認めたくなくて、一年生を見ると本能的にいらいらしてしまう。一緒に授業を受けるなんて、拷問だ。

しかしそうなってしまったものは仕方がないから、友達作ってクラスのライングループに入ってやろうと決心し、再履修初回を迎えた。

運よく自分の友人と同じ高校、同級生だった子と話せて、クラスラインも無事入れた。友達はその後どんどん増えた。初対面にだけ強い、自分の特性がおもいっきり生かされている。二年だよ、と言うとやはりびびられるし、急に敬語になったりするのだが、きみたちよりくずだからここにいるんだよ、だから、ためぐちでいいよ!と言えば、普通に話してくれる。

 木曜1限、という地獄のようなタイミングの再履修だが、今日までなんとか二回しか休まずに来れている。単位も約束されたようなものだ。ようやく再履修から解放と思ったのもつかの間、後期にも必修英語の再履修は待っている。気合いで乗り切るしかない。