ポケモンGO
ついに配信された。実際にプレイしていたのはダイヤモンドパールだけだが、アニメを再放送やVHSで初代から追っていた者としてはやらぬわけにはいかない。即刻インストールした。
最初にピカチュウを出すなんていう高等テクニックを全く知らずに突撃した結果、フシギダネ。かわいいから許す。自宅の机の下にいた。めちゃくちゃにかわいい。
少し早めに家を出て学校までの道のりで15体もゲットした。この街はポケストップもポケモンも多い。ついでにポケモンGOプレイヤーも多い。
学校に着き、友人に会うと、彼女もポケモンGOしていた。ピカチュウかわいいよねと言われてかなしくなった。
何がいいって、現実世界とのリンクを感じられることだ。ポケモンを捕まえるときは、背景が自らのカメラに映っている映像になる。つまり自分が見ている世界の中にポケモンがいるかのように感じることができるのだ。位置情報を駆使したシステムにより、ゲーム中の「やせいの 〇〇が あらわれた!」をまさしく体験できるのだ。ひきこもりでもポケモンゲットのために外に出てくるだろう。
アメリカで大流行を喫したのも、なるほど納得。街へ出てみればプレイヤーと20歩に一度はすれ違い、大学でもポケモンを探して歩く大学生プレイヤーがうじゃうじゃ。えらいこっちゃ、という感じだ。異常な光景でもある。みんながスマホを持って歩き、数人が同じところで時々立ち止まる。
歩きスマホを良しとしない世の中でこんなゲームを作って配信する勇気は正しいのか正しくないのかわからないが、事故なく楽しめればよいから、やはりプレイヤーの心遣いが必要となってくるだろう。ポケモンがすべて、のような思いやりのないプレイヤーが出てこないことを心から祈る次第だ。